マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測が再び加熱するなか、元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、フェルスタッペンの移籍先候補は「3チームしかない」との見解を示した。2026年シーズンのレッドブルは開幕4戦で苦戦を強いられており、コンストラクターズ選手権ではわずか30ポイントで4位。マックス・フェルスタッペン自身もランキング7位に沈み、チーム獲得ポイントの大半を一人で稼ぐ状況となっている。
フェルスタッペンの選択肢は「フェラーリ、メルセデス、マクラーレン」こうした状況のなか、フェルスタッペンの契約に含まれる“成績条項”にも注目が集まっている。報道によれば、フェルスタッペンの契約は2028年末まで残っているものの、夏休み時点でドライバーズランキング2位以内に入っていなければ離脱可能になる条項が存在するとされる。ギュンター・シュタイナーは、この状況を受けて次のように語った。「私の意見では、マックスが行けるのは3チームしかない。フェラーリ、マクラーレン、そしてメルセデスだ」「ただ、現時点で空きがあるのか? おそらくない。でも、マックス・フェルスタッペンのためにシートを空けるチームはあるのか? そこが大きな問題だ」「誰が今の体制を犠牲にしてでもマックスを獲得する覚悟があるのか。私の考えでは、マックスは“GOAT”だ」「もちろん現ワールドチャンピオンはランド・ノリスだが、彼は4度のワールドチャンピオンなんだ」フェラーリのハミルトン獲得が“前例”シュタイナーはさらに、フェラーリがカルロス・サインツを放出してルイス・ハミルトンを獲得した事例を引き合いに出し、“特別な才能”のためならトップチームは決断を下すと指摘した。「いくつかのチームは本気で考えるはずだ」「フェラーリがカルロス・サインツを放出した時を見れば分かる。彼は素晴らしい仕事をしていた。それでも“GOAT”であるルイス・ハミルトンが来たから交代したんだ」「だから、同じようなことが起きる可能性はある。それがマックスが探しているものだと思う」「そして、我々が彼に言わなくても、彼自身がその動きをしているはずだ」マクラーレン浮上の背景にランビアーゼ人事メルセデスについては、以前からトト・ヴォルフとの関係性が取り沙汰されてきた。一時ほど熱量は高くないものの、依然として移籍先候補として名前は消えていない。さらに最近では、フェルスタッペンの長年のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼが、2028年までにマクラーレンへ加入し、チーフ・レーシング・オフィサーに就任する予定とも報じられている。この人事が、マクラーレン移籍説に新たな現実味を与えている格好だ。ただしシュタイナーは、現時点でフェルスタッペン獲得に“完全に照準を合わせている”チームは存在しないとも分析した。「彼はこの3チームと話をしているだろう。でも、どこか1チームが彼だけに集中している状況ではないと思う」