マックス・フェルスタッペンは、ニュルブルクリンク24時間レースの予選2回目で重要な条件を満たした。豪雨に見舞われたセッションで、チーム・フェルスタッペンのメルセデスAMG GT3は大幅なタイム更新こそなかったものの、フェルスタッペンは夜間走行義務をクリアした。現地時間20時に始まったセッションは、日中とは一変して強い雨に包まれた。路面は極めて難しい状態となり、各車のラップタイムは大きく落ち込んだ。
豪雨のなかで進んだ予選2回目セッション序盤は、911号車マンタイ・ポルシェのケビン・エストレが紫セクターを記録し、難しいコンディションで速さを見せた。一方、チーム・フェルスタッペンではルーカス・アウアーがステアリングを握り、10分08秒131で走行を開始した。路面状況がわずかに改善するにつれてラップタイムも少しずつ短縮された。アウアーは30分後にジュール・グーノンへ交代するまでに9分51秒566を記録したが、この時点では44号車ファルケン・モータースポーツのポルシェを駆るクラウス・バッハラーから16秒遅れだった。グーノンはその後、チーム・フェルスタッペンで9分44秒949を記録。アウアーより6秒速いタイムを刻んだあと、ダニ・ジュンカデラに交代した。ジュンカデラは9分34秒713を記録したが、その後は豪雨により、多くのチームが長時間ガレージにとどまる展開となった。フェルスタッペンが夜間走行義務を消化この状況は、4度のF1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンにとって理想的ではなかった。レギュレーションでは、天候にかかわらず全ドライバーが夜間に少なくとも1周を走行する必要があるためだ。フェルスタッペンがコースインした時点でも路面はかなり濡れており、慎重に1周を走るにとどまった。それでも、フェルスタッペンは義務づけられた夜間走行を完了し、重要な条件をクリアした。全体のラップタイムでは、日中のタイムを上回る更新はなかった。だが、各ドライバーにとっては暗闇とウエット路面での経験を積む貴重なセッションとなった。トップ予選進出へチーム・フェルスタッペンは3番手予選2回目の最速タイムは、1号車ローヴェ・レーシングBMWの9分19秒884だった。ただし、総合では午後のセッションで80号車メルセデスAMG GT3のメルセデスAMGチームRAVENOLが記録したタイムが首位に残り、チーム・フェルスタッペンの3号車メルセデスAMG GT3は3番手となった。木曜日の予選プラクティスには、実に160台がエントリーした。そのうち上位49台が金曜日のトップ予選に進出し、残りの車両は50番手以降のグリッドに並ぶことになる。トップ予選は3段階で行われ、49台のうち上位20台が2回目のセッションへ進出し、そこから上位12台が最終セッションでポールポジションを争う。大きなアクシデントがなければ、フェルスタッペン・レーシングは最終トップ予選セッションまで進出すると見られている。