マックス・フェルスタッペンは、F1ドライバーとして引退した後、マネジメント職としてF1に戻る考えがないことを明らかにした。4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、現在レッドブルと2028年末まで契約を結んでおり、全盛期を過ぎる前にスポーツカーでのレースに挑戦したいという意向をこれまで何度も示している。
将来的にフェルスタッペンが新たなF1契約を結ぶ可能性は否定できないものの、30代半ばを迎える頃にはF1から離れている可能性が極めて高いと見られている。28歳のフェルスタッペンは、世界耐久選手権への参戦意欲を隠しておらず、その姿勢からもF1以外の舞台へ軸足を移す考えがうかがえる。F1を離れた後、マネジメント職としてF1に戻ることは、彼のキャリアプランには含まれていない。TAGホイヤーの番組「オン・ザ・レーストラック」で、レース以外に情熱を注いでいることがあるかと問われたフェルスタッペンは、冗談交じりに次のように答えた。「レースだね。でも、レースといっても、必ずしも自分が走ることじゃない。例えば、僕の目標のひとつは、シミュレーターのドライバーをリアルな世界に連れてくることなんだ。」「それは今年すでに実現していて、彼はとてもうまくやっている。僕はそのプロジェクトを自然な形で成長させていきたいと思っているし、それは本当に楽しいことなんだ。」「そして将来的には、F1の外でも続けていきたい。ドライバーとしてF1にいるのは好きだけど、マネジメントの立場でF1に戻ることはないと思う。そういう意味では、耐久レースのような別のカテゴリーになるだろうね。」「若いドライバーたちにチャンスを作りたいとも思っている。資金や手段がなくて実車レースに進めないドライバーが、シミュレーターの世界から一歩踏み出せるような機会を作れたらいいと思っている。」