レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、GTカーでシーズン再開のための"慣らし運転”としてサーキット走行を実施したと La Gazzetta dello Sport が報じている。メルセデス、フェラーリ、ルノーは、F1オーストリアGPへの準備フェーズとして2年落ちのF1マシンで走行テストを実施するが、レッドブルは昨年からホンダのF1エンジンを搭載しており、2年以前のルノーのF1エンジンを搭載したマシンでサーキット走行をすることはできない。
そのため、レッドブル・ホンダF1のドライバーは他の方法で走行距離を確保する必要があるが、マックス・フェルスタッペンは「古いマシンを運転しなければならないので、僕はそれをしないことを決めた。オーストリアで4~5周走れば、再びリズムとフィーリングを見つけることができるだろう」と語っていた。しかし、La Gazzetta dello Sport は、マックス・フェルスタッペンがGTカーでサーキット走行を実施したと報じている。同紙によると、マックス・フェルスタッペンの家族はベルギーで複数のGTカーを所有しており、詳細不明なサーキットでプライベートテストを実施したという。このテストにはオランダのレーシングチームが協力したとしている。報道によると、マックス・フェルスタッペンは、GTチームの公式ドライバーよりも速く、チームのメカニックとエンジニアに感銘を与えたとしている。2020年のF1世界選手権は、7月3日にオーストリアのレッドブル・リンクで再スタートが切られる。
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