レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、6日間にわたって行われたF1プレシーズンテストを振り返った。最終日は午後からの走行となったマックス・フェルスタッペンは、よりパフォーマンス確認に注力して走行。2番目のコンパウンドとなるC4タイヤで1分16秒269のベストタイムをマーク。一番柔らかいC5タイヤのバルテリ・ボッタス(メルセデス)と0.1秒差以内につけ、レッドブル・ホンダとして上々の結果でテストを終えた。
「この2週間で、メルボルンでの開幕戦に向けて、はっきりと手ごたえが感じられ、いい準備ができた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「6日間で望んでいたことをすべて試せて、満足している。もちろん、ハードワークを止めていいとは思っていないし、改善できる箇所は常にあるものだ。完璧なマシンなど存在はしないし、ましてやシーズン前のこの時期だ。さらなる進化を目指して取り組んでいかなければならない」「僕もアレックス(アルボン)も、いくつかミスはあったが、心配はしていません。開幕戦でそうなるよりも、このテストの場でマシンの限界を見極めたかった。あとでボロが出るよりもよかったし、メルボルンではさらなるペースを発揮できると思う」「メルセデスは予想通り速いが、現時点ではあまり気にしないようにしている。彼らがどんなことをしているのかは分からないので、自分たちのことに集中すべきだ。僕らのペースはなかなかいいし、いいスタートになった。メルボルンで競争力を発揮できればと思う」