レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ロシアGP初日のフリー走行でトップタイムをマーク。『5グリッド降格となるが予選ではベストを尽くす』と語った。マックス・フェルスタッペンはFP1で4台のHondaパワーユニット搭載マシンをリードし、トップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)からわずか0.1秒以内差で2番手タイムを記録。そして、午後のセッションでは0.3秒もの差をつけてトップタイムを記録した。
マックス・フェルスタッペンは、新品のスペック4エンジンの投入によって決勝では5グリッド降格ペナルティを科せられるが、それでも予選ではベストを尽くすと語る。「どちらのタイヤコンパウンドでもマシンに手応えを感じることができ、初日をポジティブな結果で終えることができた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「今日のセッションでは独自のセットアップのプログラムを行い、いいバランスで走行することができた。特に最終セクターで調子がよかったが、長いストレートのある第1セクターでも同じく手応えを感じる走行ができた。マシンの調子がいい時は最終セクターでそのよさを感じることができる」「シンガポールGPのレースウイークで苦戦した分、この週末のフィーリングはとてもすばらしく感じている。明日は雨が降る予報がされているので状況は変わってきそうだが、そんなコンディションでもマシンが今日のような調子のよさを見せてくれることを願っている」「グリッド降格のペナルティーにより決勝では5グリッド降格となりますが、もちろん明日の予選でベストを尽くす。特にこのサーキットはオーバーテイクが可能なコースなので、速さがあればトップ争いができる前方までポジションアップすることも可能だと思う。まだ初日なので、これから他チームも改善をしてくる中で確かなことは言えないが、今日は期待のできるスタートを切れたと思う」