レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPの予選で4番グリッドを獲得。だが、“ラグが問題ななければポールポジション争いができたかもしれない”と悔やんだ。マックス・フェルスタッペンは、Q3でポールポジションに迫る速さをみせ、トップとわずか0.179秒差のタイムをマークしチェッカーを受けた。激しい接戦となった予選でフェルスタッペンは決勝4番グリッドを獲得している。
「明日の決勝は2列目グリッドからスタートとなり、満足している」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「予選の前はあまり納得がいかず、いいマシンのバランスを探していました。高速コーナーが続くこのサーキットでは、いいラップタイムを出すにはマシンに十分な自信が必要だ」「予選までにすばらしい改善を見せ、いいセットアップを見つけることができた。残念なことに、ラグの問題があり低速コーナーでタイムロスをしてしまったが、ポールポジションとのタイム差は本当にわずかだったので、『すべてパーフェクトだったらポールポジション争いもできたかもしれない』と思うと歯がゆい結果ではある」「このコースのストレートに最適なウイング角を見つけられていると思う。今日の予選でのマシンのバランスには手応えを感じているので、普段からよりよいパフォーマンスを発揮できている決勝レースには自信がある。タイヤへの負担が大きいコースのため、戦略が重要となるが、決勝でいい戦いができるよう全力を尽くす」ラグの問題についてマックス・フェルスタッペンは「一日を通して、ターボラグの問題を抱えていた。低速コーナーで望んでいたようなパワーが得られなかった」とコメント。「通常は調整できることだけど、どういうわけか今日はできなかった。パワーをかけてもいくつかのコーナーが低回転だった・・・ラグがあった。スロットルをオンにしても何も起きず、あとから突然効いてくる感じだった」それでパフォーマンスを失った。特にここは立ち上がりの大部分でパフォーマンスを失い、その後はロングストレートなので継続的にタイムを失っていまう」「Q3の最後のラップは良かったけど、とにかくターボラグが残念だった」