マックス・フェルスタッペンのスチュワードへの発言が波紋を呼んでいる。F1アメリカグランプリの決勝で3位でフィニッシュラインを通過したマックス・フェルスタッペンだが、キミ・ライコネンを抜く際にコース外に出てアドバンテージを得たとして5秒加算ペナルティを科せられ、表彰台を失った。
マックス・フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンはスチュワードの裁定に激怒。FIAがフェラーリを優遇しているとし「“Ferrari International Assistance”にするべきだ」とTwitterで皮肉ったマックス・フェルスタッペン自身もレース後に怒りを露わにしている。「強奪された気分だ」とマックス・フェルスタッペンは Sport Bild にコメント。特にマックス・フェルスタッペンは、スチュワードの人であるオーストラリア人のギャリー・コネリーを批判したと考えられている。「馬鹿な一人のスチュワードが、いつだって僕に不利な決定を下す」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「ファンにとってもよくないことだ。来年は来ない方がいいね。これではスポーツとして意味をなさないからね」と吐き捨ててマックス・フェルスタッペンはオースティンを去った。現在、英国とドイツのメディア関係者は、FIAがマックス・フェルスタッペンのスチュワード批判が、スポーツの評判を落とすことにならないかどうかを調査していると報道。だが、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、そうは思っていない。「ルイス・ハミルトンがアメリカ大統領を批判することが許されるならば、不満を持ったドライバーが意見を述べることも許される」クリスチャン・ホーナーは Auto Motor und Sport に述べた。マックス・フェルスタッペンのオーバーテイクに関しては、専門家の間でも意見がわかれている。明らかに違法だとする者もいれば、いらぬ口を出すべきではないと考えるものもいる。“トラックリミット”を破ることできないようにトラックを修正べきだと主張する者もいる。また、一部の専門化は、実際の問題は特定の“トラックリミット”の違反だけにペナルティが科せられることだとしている。F1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、オースティンのスチュワードの判断を擁護している。「ドライバーがコースを離れた他のすべてのケースで、彼らはよりい長い距離を走っていた。一方、マックスは4輪すべてがコーナーをカットしていた」関連:【動画】 マックス・フェルスタッペンのキミ・ライコネンの追い抜き