2021年 F1世界選手権 第16戦 F1トルコGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。1位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「今日はおそらくこれまででベストレースの1つだった。小さなスライドを除けば、すべてがコントロールされていた。今週末、クルマはあらゆるコンディションで素晴らしく、自信を持っていた。このような状況で、いつピットストップするか、どのタイヤで最適な戦略を選択するかは簡単ではないけど、すべてスムーズに進んだことをうれしく思う」
「ドライラインが1つしかない場合は、簡単にコースオフしてしまうので、レース全体を通して集中する必要がる。十分に勝ち取った勝利だと思っている。今年の初勝利も素晴らしい気分だし、それを家に持ち帰ることができて嬉しかった。また、レッドブルからポイントを奪うこともできた。僕とチームにとってとても素晴らしいことだ」2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)「今日は2位と3位でフィニッシュできて、チームとして素晴らしい結果になった。なかなか動きのないレースになったけど、妥当な結果になったと思う。タイヤマネージメントが中心のレースになり、最後まで持たせることを目指したけど、常にハードにプッシュしたいと思っているので、ドライブしていて楽しいレースにはならなかった。今日は最大限の成果を得られたと思うし、ドライバーズチャンピオンシップで再び首位に立てたのもいいことだ。マシンにもう少しペースがあればと思いますが、まだ戦いは続くので、プッシュし続けて、今後のレースでどのくらい競争力を発揮できるか見ていく」3位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)「簡単なレースではなかったので、今日の表彰台はとても特別なものになる。かなり厳しく、疲れのたまるレースだったので、とてもうれしい。しばらく表彰台から遠ざかっており、この数戦は手が届いたはずだと思うけど、不運に見舞われていた。いいスタートが決まり、フェルナンド(アロンソ)とピエール(ガスリー)の接触があったと思うけど、そのときは僕も含めた3台が並んでいて、上手く切り抜けられるとは思わなかったけど、結果的に僕にとっていい形になった。その後、最初のスティントではマシンがあまり快適ではなく、かなり差を付けられてしまったけど、次のスティントでは適切なタイミングでプッシュすることが重要だったので、チームに表彰台をもたらすためにも経験を活かして走った。ルイス(ハミルトン)がかなりの速さで差を詰めてきたとき、僕はタイヤに苦しんでいた。彼はいいペースで、パスされるかもしれないと思いったけど、いいバトルができて順位を守れた。ルイスはトップドライバーなので、彼とレースをするのは楽しい。ポディウムに立ったときに、グランドスタンドに多くのメキシコ国旗が見えました。母国から遠いトルコでこの光景を見られてうれしかった。今回のレースから学べることは多くあると思う。チームにとっていい結果になったし、オースティンも楽しみだ」4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「全体的にポジティブなレースだった。特に最初のスティントでは非常に競争力があり、クルマのフィーリングは良かった。インターの最初のセットを長く続け、残りのフィールドが新しいセットのためにストップした後、私たちはユーズドでかなり速いことが分かった。数周後、他のドライバーは苦労していたグレイニングをクリアし始め、多くのパフォーマンスを見つけたので、僕たちもピットストップしなければなければならないことが分かった。レース後半に起こったストップで他と少しずれていたので、グレニングフェーズを乗り越えて反撃することができなかった。表彰台を逃したのは残念だけど、パフォーマンスはそこにあったのでポジティブだ」5位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「今日はイライラしたけど、仕方ないことだ。3番手で感触は良かったし。それを保持できれば11番手からの素晴らしい結果になると考えていた。今日のような状況での戦略コールはとても厳しいものになる可能性がある。当然、僕はリスクテイカーだし、3位だった。みんなが新しいインターに交換するためにピットインしたときにストップしないことを狙っていた。後でスリックタイヤに切り替えて良いポジションを獲得する機会を得られることを願っていた。その後、チームはピットインする判断をした。チームを信頼して、彼らの選択を、それが正しいものだと期待しつつ、受け入れないといけない。いつも言っているように、僕たちはチームとして勝ち、チームとして負ける。全体的に今週末のクルマは素晴らしかったし、今日のバルテリはいい仕事をした。今後数レースでこのようなパフォーマンスを続けていければ、僕たちはシーズン終了時にいい位置にいるはずだ」6位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)「またトップ6のポジションに戻ってくることができてとてもうれしい。今日は、今シーズンのベストパフォーマンスの一つではないかと思うし、特にこうした難しいコンディションの中で上手くやれた。5秒ペナルティーを受けたにもかかわらず、表彰台圏内から10秒差でフィニッシュできたことはよかった。スタート直後にセルジオ(ペレス)とフェルナンド(アロンソ)に挟まれ、不運にも接触してしまった。接触はわずかだったけど、アロンソをスピンさせてしまったので、彼には謝りたいと思う。その後のペースもとてもよかったし、今週末のマシンパフォーマンスには満足している。初日から好調だったというのはとてもいい気分だ」7位:ランド・ノリス(マクラーレン)「主にコンディションによって、今日は非常長くて厳しいレースだった。レースの間、インターを良いウインドウに保つのは非常に困難だったけど、最終的にできることはすべて達成できたと思うので、7位に満足する必要がある。このコースではダメージリミテーションだったけど、可能な限り最善の結果が得られた。だから、それに満足して、次に向けてもっと改善していくしかない。リカバーして、次回もプッシュすることが重要だ!」8位:カルロス・サインツ(フェラーリ)「僕のベストレースの1つであり、おそらくフェラーリでの最強のレースだった。このようなトリッキーなコンディションでの第1スティントは非常に強烈だったけど、とても楽しかった。トラックのさまざまな部分でオーバーテイクして、あらゆる種類のラインを使用したので、本当に楽しかっただ。ピットストップ自体が速かったので、ストップ中に問題が発生したのは残念だったけど、リリースに時間がかかった理由を分析する必要が...