トヨタは、F1イギリスGPで、ヤルノ・トゥルーリが7位、ティモ・グロックが9位だった。ヤルノ・トゥルーリ (7位)「とても難しいレースだった。クルマがいつものように速く発進せず、スタートで苦労し、いくつか順位を落とした。レース中、順位を戻そうと懸命に戦ったが、そう簡単なことではなく、クルマは何度も滑った。たぶん、昨日選んだ空力のセットアップのせいだと思う。そう思ったほど暖かくならず、私のセットアップに少々手を焼き、特にロングランの時にそうだった。私たちの戦略は良かったが、今回のGPでは、もっと良い結果...
ティモ・グロック (9位)「ポイントを逃したことは残念。特に、渋滞から抜け出してから、私はとても速く、最後には、キミ(・ライコネン)に、非常に簡単に追いつくことができた。問題は、いくつか順位を落とした第1コーナーだった。そのため、渋滞にはまり、レースが上手く行かなくなった。それでも、私はあきらめないで、ポイント圏内に入る可能性があった中間のスティントでは、(ジャンカルロ・)フィジケラと競い合った。最後にハードタイヤを履いた時は、クルマの調子が良く、あっという間にキミに追いついたが、追い抜くまでのチャンスはなかった。最終ラップの最後のコーナーで試みたものの、上手く行かなかった。今はもう、自分とチームにとって、ホームでのレースになる、次のGPを楽しみにしている。今日のような低い気温よりも、私たちのクルマに合うようなもう少し暖かい気候になってほしい」新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)「非常にフラストレーションの溜まる結果だった。スタートを上手く決められなかったことでレースは非常に難しい展開になってしまった。またレース中も状況に合わせ戦略の変更も試みたが、ポジションを回復出来なかった。チーム全員の働きをレースの結果に結び付けられず、残念で仕方が無い。しかし車のポテンシャルは負けていると思えず、ホームグランプリとも言えるドイツGPでは、挽回を図る」ジョン・ハウエット (TMG社長)「もっと良い結果を狙ったが、レースは思ったようにはいかなかった。予選は期待が膨らむ結果で、心から表彰台目指す戦いを期待したが、ヤルノはスタートで順位を落とし、ティモは第1コーナーでほかのクルマに押し出され、うまくラインが取れなかった。2ポイントは、調子が良かった予選からは、はるかに期待はずれだが、この結果はかえって、さらに改良してニュルブルクリンクでのホームグランプリへ強くなって帰ってこようという良い刺激になる」関連:F1イギリスGP:ベッテルが優勝!レッドブルがワン・ツー!
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