トロロッソ・ホンダは、2019年 第7戦 カナダGPの決勝レースで、ダニール・クビアトが10位、アレクサンダー・アルボンがリタイアでレースを終えた。フランツ・トスト(チームプリンシパル)「今週末の序盤から我々のパフォーマンスがモナコと同じレベルに達していないことはわかっていた。それにもかかわらず、エンジニアとドライバーはその不足分を補うために本当に良い仕事をしてくれた」
「10番手と13番手からレースをスタートし、両ドライバーとも比較的良いスタート切った。残念ながら、アレックスはジョビナッツィと接触してフロントウイングを失ってしまいい、新しいものと交換するために早々にピットに入らなければならなかったず、ベースタイヤに交換した。この時点で、アレックスのレースは多かれ少なかれ終わっていた。接触後にあまりに多くのタイムを失っていたので、PUのマイレージを温存するためにリタイアさせた。ダニールは素晴らしいレースを見せ、スタートではペレスに対して非常にうまくポジションを守った。レース終盤に彼はパフォーマンスを向上させ、他車を追い抜いて1ポイントを獲得した。ここで我々に達成できた最大限だったと思っており、今後のレースではもっと強力なパフォーマンスを発揮して2台揃ってポイントフィニッシュできるようにすべてのデータを分析し、カナダで他と比べてどこで失っていたのかを解明しなければならない」ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)「今日は本当にかなり複雑な気持ちになっている。レース終盤にストロールとサインツとの素晴らしいバトルで1ポイントを獲得したダニー(クビアト)とは良いレースができたが、その一方で、残得寝ながら、アレックスはレーススタート時の接触にとってフロントウイングの交換が必要になり、ミッドフィールドでのバトルに参加する機会は終わってしまい、そこから巻き返せる可能性はなかっ。チーム側はピットストップでスタッフがパフォーマンスを発揮したし、エンジニアはタイヤとレース戦略をきっちり管理した。ここカナダでもマシンについていくつか学ぶことがあった。今は我々のパッケージにもっと適していると予想する今後のレースを楽しみにしている」ダニール・クビアト(10位)「とても楽しいレースだった。ポイントを獲得できずレースを終えるのはどうしても避けたかったので、11番手でレースを終えたくなかった。レース終盤でサインツといいバトルができた。彼とはよく限界ギリギリのバトルになり、いつも楽しんでいるけど、最終的にオーバーテイクできるのはいい気分だ。決勝ではマシンのポテンシャル全てを引き出すことができたので、結果にとても満足している。次戦では更に多くのポイントが獲得できるよう、これからも最善を尽くして取り組んでいく」アレクサンダー・アルボン(リタイア)「今日の決勝はとても厳しい一戦になった。スタート直後にフロントウイングのダメージを負った時点で、僕のレースはほとんど終わってしまった。僕がブレーキを踏むタイミングを遅らせていれば、ペレスがインに入り接触を避けられたかもしれないけど、起こってしまったことは仕方ない。正直なところ、その後もあまりペースがよくはなかったので、原因を解明しなければならない。このレースウイークでロングランでの走行に少し苦戦をしたので、原因を見つけ出し改善したいと思う」関連:F1カナダGP 結果 | トップのベッテルにペナルティでハミルトンが優勝
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