トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、当面のところ、チームがルノーにが買収される可能性は低いと述べた。ルノーとレッドブルの関係が急激に悪化するなか、ルノーの選択肢は、トロ・ロッソを買収してリブランドするか、F1から撤退するかのどちらかだと噂されていた。しかし、フランツ・トストは、ルノーによる買収だけでなく、チームカラーを変更する可能性についても低いと考えている。
「イエローとホワイトのマシンにルノーの巨大な文字! 問題はない。トロ・ロッソでそうするのは構わない」とフランツ・トストは述べた。「だが、現在、シリル(アビテブール:ルノーのマネジングディレクター)が一番の課題としているのは、信頼性の問題を解決することであり、マシンをペイントすることではないと本人が言っている」「それが解決されるまでは、チームの買収もリブランドも検討することはないだろう」「数週間か数カ月後には変わるかもしれないがね」トロ・ロッソが前進するために必要な次のステップがマニュファクチャラーとの提携だという考えは今も変わらないようだ。「そのためのタイムラインはない。いつ起きるのかは、レッドブルとルノーが決めることだ」とフランツ・トストは述べた。