ステファンGPは、F1ルーキーに走行距離を与える若手ドライバー開発プログラムを通じて、2010年のテスト計画の資金を捻出する予定だとしている。ステファンGPは来年のF1グリッド獲得を推し進めているが、参戦権を獲得しなかった場合はテストを行う予定だとしており、すでに元トヨタF1チームとの間でマシンと施設を使う予備的な合意に達している。ステファンGPの支援者は1月後半の公式発表で明かされるとみられているが、ステファンGPのゾラン・ステファノビッチは、テストの資金をどのように捻出する予定であるかを明らかにした。
F1では厳しいテスト規制が敷かれているが、ゾラン・ステファノビッチは、ステファンGPはコンコルド協定に縛られていないためテスト走行が可能であり、チームとドライバーはテスト走行を行う特権に資金を供給する可能性があると語る。「我々は、シーズン中にドライバーを変更するチームや若手ドライバーが経験を積むために我々のマシンをテストするチャンスを提供するつもりだ。完全な商業活動になる」ゾラン・ステファノビッチは、トヨタ TF110をベースにしたステファンGPの初F1マシンが、先週FIAの最終クラッシュテストを通過したことを明らかにした。しかし、マシンのリアエンドの設計をより軽量化することが判明したため、再びその部分の承認を受けるかもしれいないとしている。
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