ブルーノ・セナが、2010年にF1デビューを飾るカンポスについて語った。ブルーノ・セナは、すでにカンポスのシャシーを製造するダラーラのイタリアのファクトリーを訪問し、シート合わせを実施。パワーステアリングのテストも体験している。「僕がそこで見たものは確信を満たしてくれた」とブルーノ・セナを語る。
「クルマは非常に進歩的な段階にあるし、モノコックはすでに完成している。最も重要な側面と前面のクラッシュテストにも合格している」「僕が見たものには本当に感銘を受けたよ」180cmの身長があるブルーノ・セナだが、体格はまったく問題ではなかったと語る。「ホイールベースは十分に長かった。僕はサーキットで身長の低い方のドライバーではない。給油が禁止になってタンク容量が増加したことで、それが2010年のF1マシンで主要な問題になるのは間違いない」「でも、コックピットはぴったりだったし、修正も必要なかった」カンポスは、元ホンダF1やレッドブルで空力デザイナーを務めていたベン・アガサンジェローや、BMWザウバーでロバート・クビサのレースエンジニアを務めていたアントニオ・クケレラを加入させるなどスタッフの強化も進めている。「シリーズに新規参入するチームの中で、カンポスが断然進んでいるチームであるのは明らかだ」「すべての請求が支払われているし、財政構成は丈夫だ。チームが計画した全ての作業を完了するために十分な資金がある」「僕たちの最低限の目標は新チームでの1番を確立して、1〜2ポイントを獲得することだ。もちろん、カンポスがサプライズになって、シーズンのスタートから競争力があれば最高だけど、それに望みをかけてはいない。僕たちは一緒に学んで、チームとして成長を続けなければならない」