2024年F1第2戦サウジアラビアGP決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。ピレリは、ジェッダ・コーニッシュ・サーキットにC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)というミドルレンジのコンパンドをノミネートしている。決勝がドライな場合、2種類のコンパンドを使うことが義務付けられる。
決勝は1ストップが予想され、ミディアム-ハードと繋ぐ選択肢が最速、ソフト-ハードと繋ぐ選択肢が2番目に速い戦略となっている。フロントローに並ぶマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)はともにミディアムとハードを新品で残しており、最速の戦略がスタンダードとなるだろう。マリオ・イソラ(ピレリ モータースポーツ ディレクター)「またしても予選で、我々はマックス・フェルスタッペンという偉大な才能を目の当たりにした。レッドブルのドライバーはセッションのすべての部分で最速を記録し、ライバルたちを大幅に上回った。。今回も彼の後ろは非常に接近しており、グリッド前2列はごくわずかな差で占められていた。同じタイヤで、昨シーズンとほとんど変わらないレギュレーションで、これらのマシンがどれだけ速くなっているのかを指摘する価値はある。今日のポールタイムは昨年よりもコンマ8秒近く速かった」「明日のレースはどうなるだろうか?戦略面でのサプライズは難しい。ここでは1ストップはほぼ義務化されている。唯一の未知数は、先週のサヒールとは逆に、パフォーマンスとデグラデーションの両面で非常にうまく機能しているC2とともにどのコンパウンドを使うかということだろう。理論的には、スタートでC3を使い、18周目から25周目の間にC2に切り替えるのが最も速い戦略だ。ハードでスタートして、25周目と32周目の間にピットインしてソフトと戦うことも、おそらく競争力のある戦略になる可能性がある。このようなコースではセーフティカーが導入される可能性が高いので、セーフティカーが導入されることを期待するか、逆にC2に切り替える前のスタートと最初の数周でC4の余分なグリップを使用するかもしれない」
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