ザウバーは、F1韓国GP初日のフリー走行で小林可夢偉が10番手、ニック・ハイドフェルドが11番手だった。小林可夢偉 (10番手)「とてもいいコースはですね。チャレンジングですし、とくに最後のセクターは難しいですが、走っていて楽しいです。唯一の問題は路面がまだとても滑りやすいということ。タイヤのめくれ摩耗がどちらのタイヤコンパウンドにも出ていました。最初のセッションではまだ路面が改善されていく前のかなり早い段階からプログラムをはじめたので、タイヤが完全にダメになってしまいました。セッションが終了する数分前...
ニック・ハイドフェルド (11番手)「序盤のトラックはグリップレベルが低いと予想していたけど、思っていたよりもさらに低かったね。2分くらいのラップタイムで始まったけど、そのあと油と埃が消え始めて、ラバーが載ったら、サーキットは本当に楽しくなっていった。コーナーが組み合わせられた素晴らしいレイアウトだ。次のコーナーに繋げるために最初のコーナーを正しく走らなければならないけど、僕はそれが好きなんだ。ハード側のタイヤはウォームアップに長い時間がかかった。ソフト側のタイヤさえ、一周目は最速できはなかったね。正しい温度に到達した直後にタイヤはグレイニングが始まった。グリップレベルが改善して、この問題がなくなることを願っている。セットアップに取り組むためにドライでトラブルフリーな一日を過ごせて満足している。僕たちは多くのことを学ぶことができたし、それを改善させるポテンシャルもある」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「新しいサーキットを学ぶために非常に忙しい一日となったが、それは特に驚きでもなかった。予想していたように、路面が舗装されたばかりなので大変滑りやすい状況だった。セッションが進むにつれてラップタイムの向上が大きく、ドライバーたちやエンジニアにとって、正確に何が必要か突き詰めるのは難しい状況だった。ただ、そういうなかでもベストを尽くしていくつかのセットアップを変更してクルマがどのように反応するかなど感じ取っていった。2台のクルマどちらともメカニカルな変更などを行ったが、可夢偉には空力テストも担当してもらった。午後のセッションでは、路面のグリップも増して、安定するようになったので、通常通りのプログラムをこなした。いつくかのダウンフォースレベルをトライして、セットアップについても午前の状態からさらに詰めながら、プライムとオプションの両コンパウンドのパフォーマンスも確認した。まだまだ理解しなければならないこともあるので、すべてのデータを検証するため今晩は非常に忙しいものになるだろう。今日の総括としては満足しているし、ドライバーふたりとも不安はない様子だ。非常にいいサーキットだし、ドライバーズサーキットに見える。今日の勢いを明日にも継続したいと思う」関連:・F1韓国GP フリー走行2回目:マーク・ウェバーがトップタイム・F1韓国GP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
全文を読む