ザウバーは、F1イギリスGP予選でペドロ・デ・ラ・ロサが9番手、小林可夢偉は12番手だった。小林可夢偉 (12番手)「クルマの全体的なパフォーマンスは間違いなく良くなっています。ただ、今日はひとつのコーナーがうまくいっても次のコーナーでうまくいかなかったりと1周をまとめるのがすごく難しかった。グリップも感じたり感じなかったりと、安定しませんでした。ただ決勝は別の話です。12番グリッドからスタートできるので、充分に入賞できるチャンスがあると思います」
ペドロ・デ・ラ・ロサ (9番手)「僕は今日、とても幸せな男だ。今年ベストな予選だっただけでなく、午前中のクルマはとても良かったのでベストな土曜日だった。金曜日のフリープラクティスの間におおくを学べたし、メカリカル面だけでなく空力面に大きな変更を施した。今、僕のクルマはとても一貫性がある。高速コーナーがあるので、週末に向けてはかなり良いだろうと考えていたし、僕たちはそうだとわかった。予想通りで良かったよ。バレンシアで持ち込んだ新しいパーツはうまく働いているし、シルバーストンのために持ち込んだ小さなステップを改善をもたらしている」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「他のサーキットに比べてシルバーストンは我々のクルマに合うと思っていたが、実際にサーキットに来てみるといろいろとしなければならないこともあった。エンジニアがすばらしい仕事をして最適なクルマのバランスをみつけてくれた。午前中のフリー走行の時点で、いい方向に進んでいるのを感じたので、予選の目標はQ3に進出することだった。そのなかでペドロがすばらしいラップを決めて彼にとって今シーズンのベストリザルトを手に入れた。可夢偉もQ3にあと10分の1秒まで迫るいい仕事をしてくれた。これからは明日の決勝に専念し、少しでも多くのポイントを獲りたいと思う」関連:F1イギリスGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション