ザウバーは、ペドロ・デ・ラ・ロサを2010年の2人目のドライバーとして起用することを発表した。ザウバーは小林可夢偉とペドロ・デ・ラ・ロサのコンビで2010年を戦うことになる。38歳のペドロ・デ・ラ・ロサは、マクラーレンで7年間テスト兼リザーブドライバーを努めてきた。「ペドロは長年、高い技術レベルでトップチームのために過ごしてきた」とペーター・ザウバーは語る。
「チームとして、我々は彼の経験から利益を得られるだろう。それは若い可夢偉にとっても同じだ。熟練レーサーと若手ドライバーの組み合わせは、非常に実りが多いことがこれまでも証明されてきた。2010年に彼らもどちらも失望することはないだろう。もちろん、我々がきちんとしたクルマを供給することも重要だ。我々は社内進歩をポジティブに感じている。不確実な期間も予定通りに2010年マシンに取り組み続けることができた」ペドロ・デ・ラ・ロサ「僕はずっとドライバーとしてもう一度チャンスを得られると固く信じてきた。テストドライブの数が急激に減少したので、努力してきた。1993年からF1で堅実に地位を築いてきたペーター・ザウバーのチームとシーズンを迎えることに本当に興奮している」