ザウバーは、新マネジメント体制を発表。創設者のペーター・ザウバーがチームを買収したが、2010年はBMWザウバーのチーム名を継続する予定となっている。新体制では、ペーター・ザウバー自身が取締役会長とチーム代表を務め、1998年から法務局長を務めていたモニシャ・カルテンボーンが、マネージングディレクターに就任。
また、ペーター・ザウバーの息子アレックスがチームのマーケティング活動の担当。36歳のアレックス・ザウバーは、2年間スイスのプロフットボールチームであるグラスホッパー・クラブでコマーシャルディレクターとして働いていた。テクニカルディレクターのウィリー・ランプがチームのエンジニアリング面を担当し、Urs Jampenがファイナルシャルディレクターのポストに復帰する。Jurg Flachが運営ディレクターとして全体的な生産面を担当する。「F1は絶え間なく変わっている」とペーター・ザウバーは語る。「責任の分立は、スポーツの要求に応じるだけでなく、会社内をフレッシュにする。私は全ての重要な開発をわきまえておくつもりだが、運営面はヒンウィルのマネジメントに任せるつもりだ」