ペーター・ザウバーは、2010年のザウバーの2人目のドライバーが“サプライズ”になるとほのめかしている。ザウバーは2010年のドライバーとしてすでに小林可夢偉の起用を発表しており、2人目のドライバー候補としてはマクラーレンのテストドライバーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサ、2010年にフェラーリのリザーブドライバー就任が決まっているジャンカルロ・フィジケラなどの名前が挙がっている。
ペーター・ザウバーは、2人目のドライバーとして“経験豊富な人物”と契約したことを明らかにしており、その人物はこれまでBMWザウバーのレースドライバーを務めていたニック・ハイドフェルドではないことが明らかになっている。「素晴らしい組み合わせになると思う」とペーター・ザウバーはスイスのNZZにコメント。「小林との組み合わせは確かに少しリスクだが、非常に良いフィーリングを得ている。もう一人は、親しみだけでなく、会社に新しいアイデアや知識を持ち込む経験豊富な人物だ」「それが誰かはわかっているが、それを発表するまでには至っていない。その人物はサプライズになるだろうが、この組み合わせはチームにとって重要だ。市場に6人の経験あるドライバーがいた早くから方向性は明確だった」