シモーナ・デ・シルベストロのザウバーでのF1テストデビューを支えたのは裕福な実業家だという。先週末、ザウバーは、エンジンサプライヤーであるフェラーリのプライベートテストサーキットであるフィオラノで“アフィリエイトドライバー”として契約を結んでシモーナ・デ・シルベストロのF1初テストを実施。ザウバーが、フィオラノでテストを行うのは2005年のジャック・ビルヌーブ以来となる。
シモーナ・デ・シルベストロは、2012年マシンであるザウバー C31で2日間にわたって180周を走破。今年、シモーナ・デ・シルベストロは10日間以上のF1テストを実施することが明らかになっており、次回のテストはスペインのバレンシアで行われる予定となっている。Blick は、シモーナ・デ・シルベストロのF1プログラムの資金を支えるのは実業家のイムラン・サフィウラだと報じた。「この世で最も安いものではない。しかし、我々は将来に向けて何らかのものを築くことができる」とイムラン・サフィウラは述べた。シモーナ・デ・シルベストロは、インディカーのKVレーシングの経営参加などを通じて2006年からシモーナ・シルベストロのレースキャリアをサポートしている。フィオラノでのテストに使用されたザウバー C31は、シモーナ・デ・シルベストロの個人スポンサーであるニュークリア・クリーン・エア・エナジー(Nuclear Clean Air Energy)のブルーとグリーンに彩られ、“クリーン・エア・エナジー”や“ハイブリッド”といったデカールが貼られていたが、C31にはKERSは搭載されていなかった。
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