ペーター・ザウバーは、今シーズン中の優勝を除外していない。前戦F1カナダGPでは、セルジオ・ペレスが予選15番手から3位表彰台を獲得。ザウバー C31がノーマルなコンディションでも競争力があることを示した。ペーター・ザウバーは、ザウバー C31がこれまでの結果が示すよりも優れいていると確信しており、より多くの表彰台、さらには優勝の可能性もあると考えている。
「チームとしてポテンシャルをフルに発揮できれば、言い換えれば、金曜日の午前中から日曜日の午後まで全てをまとめることができれば、素晴らしい結果は可能だ」「7レースを終え、C31が実質的にどんなトラックでも速いことは明らかだ」優勝の可能性について質問されたペーター・ザウバーは「シーズン前は誰も私にそのような質問はしなかったと思う」とコメント。「だが、7人の異なるウィナーが生まれた7レースを終え、多くのことが可能なようだ」「マレーシアでは優勝はかなり目前だった。さならる表彰台が現実的な展望であるのは確かだ。もちろん、我々のドライバーが良いグリッドポジションからレースに入ることが必須条件だがね」ザウバーは、歴史的にライバルチームの高価な開発プログラムに匹敵することができていなかったが、今シーズン、状況はよりうまく機能している。「もちろん、4つのビッグチームには、中団にいるプライベートチームと非かうして非常に異なる財政的な可能性がある。だが、どんな形であれ、それが我々を落胆させることはない」「我々の長所は効率だ。バルセロナでデビューした開発パッケージは我々の能力を示した。重要なことは、C31に優れた基盤があり、さらなる開発へのポテンシャルを与えていることだ」