ザウバーは、F1中国GPにむけて予選ペースの大幅な改善を目指している。F1マレーシアGPでは、セルジオ・ペレスが10番グリッドからスタートして2位表彰台を獲得した。ザウバーは、今年C31にはより多くの表彰台フィニッシュを成し遂げられるスピードがあると確信しているが、ドライバーがグリッドの上位近くにいることができなければ、そのチャンスは妥協を強いられることになると感じている。
ザウバーのチーフデザイナーを務めるマット・モリスは、昨年kら予選ペースは改善しているが、まだまだ改善できる余地はあると考えている。「予選とレースとの間でよりバランスをとれていると思うが、まだ予選でのパフォーマンスをもっと見つける必要がある。予選ではマシンのペースを発揮できていないからね」「我々はそれを受け入れており、現在集中していることだ」マット・モリスは、チームは両方のセットアップ調整に懸命に取り組んでおり、それはマシンをアップグレードされるだけでなく、タイヤにより良いパフォーマンス・ウィンドウをもたらす助けになると述べた。「セットアップ面でやれることはたくさんある。マレーシアよりもずっと涼しい上海でテストのために持ち込むパーツもある」「我々に競争力のあるマシンがあるのは明らかだし、今はその勢いを維持していかなければならない。プッシュして、より多くのポイントを獲得する必要がある。開幕2戦後にすでに獲得しているポイントは、我々にとっては夢のスタートだからね」マット・モリスは、マレーシア・サーキットのロングストレートでは、C31の長所を生かしきれなかったと考えており、マシンにより適した会場で達成できることについて自信を感じる根拠があると述べた。「非常にサーキットに依存しているし、我々のマシンにとってマレーシアのレイアウトは最適ではなかった」「なので、我々があそこで獲得したものから得られるものは大きかった。競争的であるという良い前兆だ」「チーム、ファクトリーのスタッフによる素晴らしい努力だった。マレーシアで我々には今年競争力のあるマシンがあることがわかったし、我々はそれを基礎にすることができる。マシンにもっと多くのパフォーマンスを与え、とり多くのポイントと表彰台を獲得しつづけていく必要がある」ザウバーは、スペインGPにむえて大幅なアップグレードを予定している。また、オーバーテイクの可能性を助けるためにDRSのさらなる調整を予定だとしている。