佐藤琢磨は、インディ500のウォームアップセッションでのクラッシュ。予選ポールデイを欠場した。佐藤琢磨は、土曜日のウォームアップセッションでターン2でウォールにクラッシュ。自力でマシンを降りたものの、背中に痛みを訴えたため、メゾジスト病院に搬送され、念のためレントゲン写真を撮影した。午後には病院を後にし、日曜日の午前中はマシーンの予選通過に関する手続きを行なうため、IZODインディカー・シリーズのオフィシャルによる審査を受ける予定となっている。
佐藤琢磨「今日のプラクティスでトラブルが出たのは非常に残念でした。僕たちは順調に進歩し、予選前にいくつかのセットアップを試していました。ただし、そうした変更のひとつに、少し行きすぎた部分があったようです。マシーン修復のために懸命に働いてくれているチームのスタッフに感謝するとともに、明日の朝に走行が再開できるような体調となっていることを期待しています」また、琢磨のマネージャーを務めるマシュー・ウィンターは、公式サイトでファンに向け、以下のようなコメントを発表している。マシュー・ウィンター「今日、インディアナポリスのプラクティスで事故にあった琢磨の体調に心配はなく、すでに病院を後にしています。ルーチーンのメディカル・チェックを受け、身体に異状がないことが確認されるまで、今日はずっと彼に付き添っていました。ただし、おそらく琢磨のキャリアにとっても、これ以上ないというくらい大きな衝撃を身体に受けたので、多少の痛みは残っているようですが、それを除けば問題なさそうです。今晩、ぐっすり眠れば、明日には元気になっているでしょう。マシーンの修復はすでに完了しています。明日がよりよい1日となることを期待しましょう。ご存じのとおり、われわれは「Never give up!」ですから!皆さんのご声援に感謝します」