佐藤琢磨が、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとともに戦う2018年のインディカー・シリーズについて語った。昨年、アンドレッティ・オートスポーツでインディ500を制した佐藤琢磨。エンジンに関係する問題によってチーム移籍を選ぶことになったが、2018年はシリーズチャンピオンを目指して古巣のレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとともに戦う。
「とても興奮しています。新しいシーズン、新しいクルマ、ボビー・レイホールのチームへの復帰。ファクタスティックです」と佐藤琢磨は PopularOpenWheel.com にコメント。「2012年に僕はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでレースをしていました。2017年にインディ500で優勝してチームに戻るのは素晴らしいことです。新しいクルマはすごいと思います。まだトラックテストはしていませんが、たくさんポジティブなことを聞いています。僕たちにとってエキサイティングなシーズンになるでしょう」ドライバーとしてレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのパッケージの魅力について質問された佐藤琢磨は「ボビーは2012年に一緒にいた頃からずっとサポーティブでしたし、僕に興味を示してくれていました」とコメント。「一緒にうまくレースができる条件、環境でした。それに過去2シーズンでレイホールは優れたスピードを示していました。とにかく全てがまとまっています。今は本当に力強いシーズンを過ごしたいと思っていますし、アンドレッティ・オートスポーツのチーム全体とレースができたこと、彼らから学べたことに本当に感謝しています。でも、新しいグループと一緒に新シーズンにむけて本当に準備ができています。僕にとって素晴らしい機会です。佐藤琢磨は、新たにチームメイトにグラハム・レイオールを迎える。「グラハムとは過去数シーズンにわたって本当にうまくやっています」と佐藤琢磨はコメント。「チームメイトとして一緒に戦ったことはないですが、グラハムが最もコンペティティブなドライバーのひとりであることはわかっていますし、彼は昨年強さを示していました。去年の彼はとても印象的でした。チームに強力なエンジニアリングの基盤があることを知っています。グラハムは一緒に仕事をしていて楽しいですし、彼と一緒に新しいシーズンを迎えることを楽しみにしています。良いシーズンになるでしょう」楽しみにしているトラックについて質問された佐藤琢磨は「たくさんの素晴らしいレーストラックがあります」とコメント。「実際、シーズン開幕戦のセントピーターズバーグはスタートを切るには本当に素晴らしい会場ですし、その後にはロングビーチがあります。もちろん、5月にはインディ500がありますし、デトロイトもあります。本当にバラエティに富んでいて全てのトラックがエキサイティングです。ショートオーバル、スーパースピードウェイ、ロードコース、ストリートコース、全てがエキサイティグです」「クルマに戻ってシーズンをスタートするのが待ち切れません。ですが、もちろん、全員が同じことを目指しています。でも、やっぱりディフェンディングチャンピオンとしているインディ500は最も楽しみにしているレースですね。とても難しいことはわかっていますが、2連覇できたら素晴らしいでしょうね」「去年は素晴らしい一年でした。インディ500に優勝するという夢が叶いましたしね。アンドレッティは500でいつも強いパッケーッジを持っていましたし、素晴らしいチャンスがあることはわかっていました。僕たちにとって特別な時間でした。マルコ、ライアン、アレクサンダーというチームメイトのみんなと仕事ができたことは本当に素晴らしい経験でした。マイケルには感謝してもしきれません」