佐藤琢磨は、インディカー 最終戦ソノマの初日のセッションを17番手で終えた。インディーカー・シリーズ最終戦のプラクティスが16日(金)、サンフランシスコから北に向かってクルマで1時間ほどのソノマ・レースウェイで開催された。当日のソノマは午前中が涼しく、午後はぐっと気温が上昇した。
75分間のセッションが2回行われた走行において、佐藤琢磨は思うような結果を残すことができなかったが、明日の予選に向けてマシンを改良するのに必要なデータが手に入ったと考えている。なお、明日の午後、ソノマ周辺の気温はさらに上昇すると予想されている。No.14 ABCサプライ・ホンダを駆って合計44ラップを走行した佐藤琢磨は1分17秒7193(110.474mph、約176.8km/h)を記録し、17番手となった。佐藤琢磨「ラップタイムは期待したほどではありませんでしたが、今日はいいテストになりました。コンディションはテストのときとは大きく変わっています。特に風向きがまるで違っており、これがマシーンのバランスに大きな影響を与えました。僕たちの基本セットは決して悪くないので、あとはマシンのグリップをより高めて正しいバランスに整えることが必要となります。今日の走行では、ニュータイヤと中古タイヤでラップ中のバランスシフトが大きく異なっていたので、このデータから多くのことを学べるはずです。まずはいいデータが収集できたので、明日行われる予選に向けて、これらを十分に活用したいと思います」
全文を読む