佐藤琢磨は、インディカー第3戦アラバマの予選を14番手で終えた。佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、金曜日のプラクティス2回でマシンのセッティングが思うように進められずにいたが、予選を前にした3回目のプラクティスでトップ10入りを果たした。予選ではさらなるポジションアップを目指した佐藤琢磨とチームだったが、暑くなったコンディションにマシンを合わせきれず、予選結果は14番手となった。
明日の決勝レースは、今日より気温が幾分高く、雨の可能性も考えられるコンディションの下、午後2時過ぎにグリーングラッグが振り下ろされる予定となっている。佐藤琢磨 (予選14番手)「昨日から今日へ、私たちのマシンは大きな進歩がありました。午前中に行われたプラクティスでは、競争力を手に入れたと感じることができていました。路面のグリップ感が向上していたのです。しかし、それではまだ不十分であることが予選で判明しました。全力でアタックをしましたが、あと少しの差で予選の第1ステージ通過を果たせませんでした。気温も路面温度も大きく上昇したコンディションは、冬の間のテストや昨年までのレースウイークエンドのものと大きく異なっていたため、マシンのバランスをいいものに仕上げることが難しかったと感じています。しかし、明日のレースは粘り強く戦い抜き、上位でフィニッシュすることを目指していきます」