佐藤琢磨は、インディカー第16戦ボルチモアの予選を16番手で終えた。佐藤琢磨は、金曜日のプラクティスで8番手につける滑り出しのよさを見せていたが、予選を前にした土曜日のプラクティスでブレーキにトラブルが発生し、マシンセッティングが思うように進められなかった。しかし、予選ではそのトラブルが解消されており、第1ステージの第1グループで1分18秒3436を出し、3番手で悠々と第2ステージへの進出を果たした。
しかし、第2ステージではアタックラップに入ったところで他車のアクシデントによる赤旗となり、持てる力をフルに発揮できなかった。それでも佐藤琢磨は10番手を獲得し、今シーズン5度目の予選トップ10入りを記録した。佐藤琢磨 (10番手)「朝のプラクティスではマシンにトラブルが出ていたために苦しい状況に追い込まれていました。しかし、私たちのチームは予選に向けて、見事なリカバリーをみせてくれましたね。予選の第1ステージを走り出してみると、マシンがとてもいいセッティングに仕上がっていることが感じられました。悔しいのは、予選の第2ステージでは赤旗にチャンスを摘まれてしまったことです。アタックラップを走っている間に赤旗が出されてしまいました。それでも、予選10番手は悪くない結果です。明日のファイナルプラクティスでさらにマシンを進歩させ、いいレースを戦いたいと考えています」
全文を読む