佐藤琢磨は、インディカー第13戦ソノマのプラクティス初日で23番手タイムをマークした。全長1.968マイル(約3.15km)、12のコーナーを持つこのロードコースは、カリフォルニア州ソノマの美しい景色のなかに佇んでいる。現在、ポイントスタンディングでトップ10に入っていることから、佐藤琢磨は30分間しか走行が認められず、タイヤも1セットしか使用できなかった。
佐藤琢磨のベストラップは80.9204秒(102.456mph。約163.9km/h)。佐藤琢磨がソノマのレースを戦うのはこれが2回目で、デビュー戦となった昨年は予選17位、決勝18位という結果だった。佐藤琢磨「先週のテストで明らかになった問題点はバランスがよくないことで、今回は多少よくなりましたが、基本的に同じような傾向が現れています。グリップが不足しています。今日、収集したデータを見ると、テストで起きた症状が期待通り改善されていたので、この点はよかったと思います。いずれにしても、もっとスピードが必要ですね」