佐藤琢磨は、インディカーの公式テストに参加するために到着したバーバー・モータスポーツパークで、大地震に見舞われた日本への想いを語った。「最も悲しいことは、家族や友人を失った人たちがいることです」と佐藤琢磨はコメント。「本当に辛い出来事です。今、僕の心は日本にあります。彼らのことをずっと考えています。仕事のためにここに来ているし、今後数日はトラックでの仕事に100%専念します。でも、日本は深刻状態なんです」
「日本であるかどうかではなく、見て学ぶことは難しいです。天災に見舞われた人々にとっては恐怖です。日本ではよく地震はありますが、それとはまったく異なります」佐藤琢磨は、世界中から温かいメッセージを受け取ったと語る。「日本で起こっているに人々が関心を持ってくれていることに本当に感謝しています。被災者の方々が元気になり、早く普通の生活に戻れることを願っています」インディカーでの2シーズン目については「昨年は、やったことや行った場所のすべてが初めてでした。今はもっと自然な感覚になっていますし、技術的面でももっと貢献できます」と佐藤琢磨はコメント。去年、佐藤琢磨は3戦目となるバーバー・モータスポーツパークで予選6番手を記録。レース結果は25位だったが、メカニカルトラブルがなければもっと高い位置でフィニッシュできていたはずだ。「シーズン前に唯一テストできた場所なので、レースで競争力があったんだと思います。(4月10日に)ここでレースがあるので、今週ここでテストできることはとても重要です。ロードコースで最後にレースをしたのは半年前です。長くマシンで走っていませんし、セント・ピーターズバーグでレースに向けて鍛え上げることを楽しみにしています」
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