佐藤琢磨が2002年にドライブしたジョーダン EJ12を英国ハートフォードシャーのボヴィンドン飛行場での走行できるサービスが開始した。マシンは一般の人々が運転するために元々搭載されていたホンダのV10エンジンがジャッド製の3リッターエンジンに交換され、最高出力は835bphから600bphにカットされる。そのためエンジンカバーに目に見える変更が加えられている。
しかし、マシンはクラシックなイエローのジョーダンカラーがそのまま残されている。オペレーターのTrackDays.co.ukによると、これは運転可能な状態の唯一のジョーダン EJ12だという。TrackDays.co.ukのオペレーションマネージャーであるダン・ジョーンズは「世界で最も重要なモータースポーツチャンピオンシップで駆られた本物のF1レースカーを運転する機会を持つことは非常に稀だ」とコメント。「だが、気弱な人には向いていいない。600bhpを誇り、3.0リッターのジャッドエンジンのおかげで驚異的な10,500 rpmまで回転し、5秒以内に時速60マイルに達する」「当然のことながら、ジョーダンF1のドライビングエクスペリエンンスは、我々が提供する最もプレミアムなパッケージの一部だ。ただし、本物のモデルを所有するのに最大25万ポンド(約3500万円)の費用がかかり、さらに天文学的なランニングコストがかかる可能性があることを考えると、これらのドライビングエクスペリエンンスは、一生に一度のスリルを楽しむには本当にお買い得だ」最も安いパッケージは5時間のトレーニングとF1マシンによる10周のドライビングセッションで999ポンド(約14万円)となっている。
全文を読む