佐藤琢磨が、2004年にBARホンダで使用していたヘルメットをチャリティオークションに出品した。今回、佐藤琢磨がヘルメットを出品したのは、脇阪寿一が中心となって立ち上げられた東北地方太平洋沖地震・被災者支援プロジェクト「SAVE JAPAN」のチャリティーオークション。2004年は佐藤琢磨がF1アメリカGPで日本人最高位タイの3位表彰台を獲得した貴重な年。
ヘルメットには佐藤琢磨の直筆サインが入れられており、開始から数時間ですでに100万円を超える値段がついている。「脇阪寿一選手を筆頭に国内のドライバー、ライダー、そして日本に関わったことのある世界のドライバーとライダーがひとつになったSAVE JAPANの活動に賛同して、僕も何かできればと思いヘルメットを提供させていただきました。2004年のBARホンダ時代に実際にレースとテストで使ったヘルメットです。少しでも被災地のみなさんのためにお役に立てれば嬉しいです」と佐藤琢磨はコメントを寄せている。チャリティーオークションはすでに4月2日(土)から毎週実施されており、今週が最後となる。第3週には小林可夢偉が昨年F1で実際に使用したヘルメットにサインを入れて出品。111万3,000円で落札された。