ヴァージン・レーシングは、2011年F1シーズンの序盤3戦のリザーブドライバーとして山本左近と契約したことを発表した。山本左近は、今週末の開幕戦オーストラリアGP、および来月の第2戦マレーシアGPと第3戦中国GPで、ティモ・グロックとジェローム・ダンブロシオのバックアップを務める。
昨年、ヒスパニア・レーシングから終盤10戦のうち7戦に出走した山本左近は「オーストラリアグランプリにてマルシャ・ヴァージン・レーシングとともに仕事ができる事を嬉しく思います」とコメント。「今シーズンもチームが大きく前進するために、私の経験を活かせると信じています」「みなさんもご存知の通り、今日本は困難な状況にあり、良いニュースを待ち望んでいます。なのでF1グランプリでの自分の活躍を見て、少しでも皆さんを元気にすることが出来ればと思っています」「彼らは今年大きく進歩しています。僕の経験を通じて、マシン開発に貢献できると信じています」チーム代表のジョン・ブースは「我々は左近をメルボルンにおいて、マルシャ・ヴァージン・レーシングのリザーブドライバーとして迎える事を嬉しく思います」とコメント。「左近はいつ出番が廻って来てもいいように、この週末中レースドライバーとともに全てのミーティングに参加する予定です」「若いドライバー育成のコミットメントとして、我々のリザーブドライバーの戦略は、なるべくトラックでの走行時間を与えてあげることだと考えています。来るべきシーズン中に何人かの興味あるドライバーを乗せ、評価していきたいと思っています」