ニコ・ロズベルグは、F1キャリアにおける自信の価値に危機感を感じているようだ。ここ数年、苦戦を強いられているウィリアムズで3年目を迎えるニコ・ロズベルグ。ロズベルグは。2009年もウィリアムズに残留することが決定しているが、ウィリアムズの低迷によって自信のキャリアが危険にさらされているとの思いを口にした。「F1での将来が危険なものになっているね。他の人の目には、クルマが達成したものが、ドライバーの質として映ってしまうんだ」
「ジェンソン・バトンが良い例だ。僕にとって、彼は本当に良いドライバーだ。でも、彼のマーケットでの価値は2004年が最高潮だった」またロズベルグは、2008年シーズンに“非常に失望している”ことを認めている。「シーズン序盤はとても良い感じだった。僕はオーストラリアGPでは3位だったし、今シーズンへの期待は高かった。僕たちはルノーよりも速かった。でも、僕たちは悪い仕事をしてしまったようだ」「特に、空力の開発をうまく維持することができなかった」「ここ数年、ウィリアムズはシーズン中のマシン開発に問題を抱えている。でも、僕たちはそれで多くを学んでいるのだから、言い訳にはならない」