ルノーは、F1モナコGPで不具合が発生したレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドのMGU-Kは再使用可能であり、次戦カナダGPではペナルティを受けることはないとしている。先週末のF1モナコGPの決勝では28周目にダニエル・リカルドのMGU-Kが機能しなくなったが、リカルドは20%のパワーと2つのハイギアを失ったクルマで勝利を収めていた。
ダニエル・リカルドはすでに2基目のMGU-Kを投入しており、3基目を投入することになれば、10グリッド降格ペナルティを受けることになる。しかし、少なくとも次戦カナダGPではそれは起こらないようだ。ルノー・スポーツF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「モントリオールでグリッドペナルティが始まることはない」と AMS に語った。今シーズン、ダニエル・リカルドは、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルと同じ2勝を挙げており、コンストラクターズ選手権3位につけている。なお、F1モナコGPのフリー走行3回目にクラッシュを喫して最後尾スタートとなったチームメイトのマックス・フェルスタッペンは、決勝にむけて3基目のMGU-Kを投入している。
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