ダニエル・リカルドは、今のレッドブルのマシンには再びF1で戦えるエンジンが搭載されていると考えている。プレシーズンテスト開始時、ダニエル・リカルドはRB12に搭載されているタグ・ホイヤーのバッチをつけたパワーユニットが2015年を終えたものと“ほぼ同じ”に感じられることを示唆していた。
しかし、ルノーは、開幕戦にむけてアップグレードによってコンマ5秒のパフォーマンスを見つけたと明らかにしていた。ダニエル・リカルドは、昨年のシンガポール以降のベストリザルトとなる4位でホームレースを終えた。自身のパフォーマンスの理由についてダニエル・リカルドは「去年と比較して改善を感じることができるのは確かだ」とコメント。「トロ・・ロッソ、ウィリアムズ、フォース・インディアのような速いクルマを追い抜くことができたのは励みになった」「12ヶ月前はそのような仕掛けはできなかったと思うし、僕たちはいい感じのスタートを切ることができた」「アップグレードが予定されているし、もっと早く届くことを期待しているけど、僕たちはかなり興奮できると思う」レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、シーズン後半にルノーのゲインが届けばフェラーリにチャレンジできると考えている。また、ダニエル・リカルドは、ウィリアムズやフォース・インンディアのようなライバルと比較して、RB12がピレリのタイヤに優しいと感じている。「僕たちはトロ・ロッソや他チームよりもうまくタイヤを労わることができた。僕たちはそれを証明したし、満足している」「ラップタイム的にはメルセデスやフェラーリとかなり近かったし、僕たちは4位に満足していいと思う」