2022年F1アメリカGPのフリー走行1回目が10月21日(金)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)がトップタイムをマーク。4人のルーキーがグランプリ週末デビューを果たした。F1アメリカGPのFP1では、ヤングドライバー枠でフェラーリがロバート・シュワルツマン(⇔シャルル・ルクレール)、ウィリアムズがローガン・サージェント(⇔ニコラス・ラティフィ)、アルファロメオがテオ・プルシェール(⇔バルテリ・ボッタス)、マクラーレンがアレックス・パロウ(⇔ダニエル・リカルド)を起用。
ルーキ―枠とは別にハースF1チームがフェラーリからの要請でアンドニオ・ジョビナッツィ(⇔ケビン・マグヌッセン)を乗せたが、開始7分でターン6でスピンを喫してウォールにクラッシュして赤旗が提示。ジョビナッツィは自走してピットに戻り、赤旗は数分で解除されたが、クラッチの破損によって修復が必要となり、わずか4周でジョビナッツィのセッションは終了となった。フェラーリのカルロス・サインツは1分36秒857の最速タイムを記録し、レッドブルのチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンが後半に2番手。セクター3でミスがあり、トップから0.224秒遅れた。シーズン最後のメジャー アップグレード パッケーを装備したメルセデスF1のルイス・ハミルトンがトップから0.475秒の3番手に続いた。アストンマーティンのランス・ストロールが4番手、5基目のICE投入で5グリッド降格ペナルティが決定ているレッドブルのセルジオ・ペレスがまでがトップ5。フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が6番手でフィニッシュし、メルセデスのジョージ・ラッセルは0.1秒弱遅れて7番手、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)さらに 0.008秒差で8番手でフィニッシュ。チームメイトの角田裕毅は14番手。ルーキーで最速は16番手のロバート・シュワルツマン(フェラーリ)。カルロス・サインツJr.との差は2.065秒。インディカーチャンピオンのアレックス・パロウ(マクラーレン)は17番手。ランド・ノリスとの差は2.055秒。ザウバー育成のテオ・プルシェール(アルファロメオ)は18番手。周冠宇との差は1.899秒。ウィリアムズ育成で2023年のドライバー候補のローガン・サージェントは19番手。アレクサンダー・アルボンとの差は1.903秒だった。F1アメリカGP フリー走行2回目は7時(現地時間17時)から行われる。2022年 F1アメリカGP フリー走行1回目 結果・タイム順位Noドライバーチームタイムギャップ周回155カルロス・サインツJr.フェラーリ1分36秒857 19233マックス・フェルスタッペンレッドブル1分37秒0810.22415344ルイス・ハミルトンメルセデス1分37秒3320.47520418ランス・ストロールアストンマーティン1分37秒4600.60323511セルジオ・ペレスレッドブル1分37秒5150.6581963フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分37秒7130.85625763ジョージ・ラッセルメルセデス1分37秒8020.94523840ピエール・ガスリーアルファタウリ1分37秒8100.9532494ランド・ノリスマクラーレン1分37秒8560.99923105セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分38秒0411.184251131エステバン・オコンアルピーヌ1分38秒1021.235241224周冠宇アルファロメオ1分38秒2761.419211323アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分38秒4221.565231422角田裕毅アルファタウリ1分38秒8982.041201547ミック・シューマッハハース1分38秒9222.065211639ロバート・シュワルツマンフェラーリ1分38秒9512.094211728アレックス・パロウマクラーレン1分39秒9113.054211898テオ・プルシェールアルファロメオ1分40秒1753.318191945ローガン・サージェントウィリアムズ1分40秒3253.468232099アントニオ・ジョビナッツィハース1分43063秒6.2064