2022年 F1 第17戦 シンガポールグランプリのフリー走行2回目が9月30日(金)にマリーナ・ベイ・サーキットで行われ、カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)がトップタイムをマークした。現地時間21時にスタートしたフリー走行2回目は、日が落ちて投下照明にサーキットが照らされたナイトセッション。気温29度、路面温度32度Noドライコンディションで60分のFP2セッションは行われた。
カルロス・サインツJr.は、ソフトタイヤコンパウンドで1分42秒587を記録してFP2のベンチマークを設定。チームメイトのシャルル・ルクレールは、FP1でブレーキの問題に見舞われた後、マシンの変更とチェックを行っていたことで60分間のセッションの約半分を欠場したにもかかわらず、チームメイトに0.2秒強差で2番手タイムをマークし、フェラーリが1-2で初日のセッションを終えた。3番手にはメルセデスF1のジョージ・ラッセルが入り、5番手だったチームメイトのルイス・ハミルトンを先んじたが、どちらもソフトタイヤの走行に問題があった。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)の走行もセットアップの変更によって制限されたが、後半のソフトタイヤでの走行で、メルセデス勢に割って入り、カルロス・サインツJr.のタイムから0.339差の4番手にとどまることができた。チームメイトのセルジオ・ペレスは、ソフトタイヤでクリーンなラップを記録できず、9番手に終わった。エステバン・オコン(アルピーヌ)が6番手で終え、7番手のバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、8番手のチームメイトのフェルナンド・アロンソをわずかに破った。アストンマーティンのランス・ストロールは、 FP1でのクラッシュから立ち直り、トップ10を締めくくった。ランド・ノリス(マクラーレン)が11番手が入り、チームメイトのダニエル・リカルドより7 位差、約1.5 秒差をつけた 。セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)とケビン・マグヌッセン(ハース)がそれに続いた。アルファタウリは難しいセッションに耐え、ピエール ガスリーはエンジンのエアインテークで火災が発生したため14番手でフィニッシュし、17番手のチームメイトの角田裕毅は燃料システムの問題によりセッションを早めに終了した。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は、虫垂炎と手術後の合併症からの印象的な復帰を続け、周冠宇(アルファロメオ)のすぐ後ろ、前述の角田裕毅の前の16番手という堅実な走りを見せた。ミック・シューマッハ(ハース)はトップから3秒、ニコラス・ラティフィ (ウィリアムズ) がトップから4秒差でタイムソートの後ろに並んだ.。F1シンガポールGP2日目となる10月1日(土)は、19時(現地時間18時)からフリー走行3回目、22時(現地時間21時)から予選が行われる。2022年 F1シンガポールGP フリー走行2回目 結果・タイム 順位Noドライバーチームタイムギャップ周回 155カルロス・サインツフェラーリ1分42秒587 23 216シャルル・ルクレールフェラーリ1分42秒7950.20814 363ジョージ・ラッセルメルセデス1分42秒9110.32426 433マックス・フェルスタッペンレッドブル1分42秒9260.3398 544ルイス・ハミルトンメルセデス1分43秒1820.59522 631エステバン・オコンアルピーヌ1分43秒4120.82523 777バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分43秒4310.84426 83フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分43秒5200.93323 911セルジオ・ペレスレッドブル1分43秒9061.31913 1018ランス・ストロールアストンマーティン1分43秒9821.39521 114ランド・ノリスマクラーレン1分44秒0131.42616 125セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分44秒2491.66224 1320ケビン・マグヌッセンハース1分44秒4221.83522 1440ピエール・ガスリーアルファタウリ1分44秒4691.88222 1524周冠宇アルファロメオ1分44秒5241.92725 1623アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分45秒1442.55725 1722角田裕毅アルファタウリ1分45秒2112.62411 183ダニエル・リカルドマクラーレン1分45秒4472.86918 1947ミック・シューマッハハース1分45秒6233.03623 206ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分46秒5533.95625
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