2022年F1第16戦イタリアグランプリの決勝が9月11日(日)にモンツァ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝した。PU交換によるペナルティで7番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、1周目の終わりには3番手に浮上すると、4周目に2番手に浮上。ポールポジションスタートのシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)を追う。
12周目にセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がパワーを失ってコース上にマシンを止めてリタイア。バーチャルセーフティカーが導入される。ここでトップのシャルル・ルクレールがピットインしてミディアムに交換。マックス・フェルスタッペンが首位に立つ。マックス・フェルスタッペンは25周目にミディアムタイヤに交換。34周目にカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)がピットインして首位に戻ると、そこからは盤石のレースを展開。これまで表彰台にさえ立ったことのないモンツァでトップでチェッカーを受けて5連勝、今季11勝目、通算13勝目を挙げた。2位にはシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)、3位にはジョージ・ラッセル(メルセデス)とフロントローからスタートした2台が表彰台を獲得した。レースは、47周目にダニエル・リカルド(マクラーレン)がエンジントラブルでコース上にマシンを止めて入ったセーフティカー先導のままで終了した。4位にはカルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)、5位にはルイス・ハミルトン(メルセデス)とBack-of-grid組が入賞。6位にはセルジオ・ペレス(レッドブル)、7位にはランド・ノリス(マクラーレン)、8位にはピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)。そして、9位にはニック・デ・フリース(ウィリアムズ)が入った。レギュラードライバーのアレクサンダー・アルボンが虫垂炎にかかり欠場。土曜日のFP3から急遽ウィリアムズのステアリングを握ったデ・フリースは8番グリッドから好パフォーマンスを披露し、デビュー戦で見事入賞を果たした。初レースでポイント獲得はF1史上67人目。チームメイトのニコラス・ラティスは15位。来季のシートを手繰り寄せた可能性がある。10位には周冠宇(アルファロメオ)が入り、最後の1ポイントを獲得した。最後尾からスタートした角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は1周遅れの14位でレースを終えた。フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は32周目にピットでリタイア。連続ポイント獲得は10戦で途絶えた。ダニエル・リカルド(マクラーレン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)の4台がリタイアした。2022年 F1イタリアGP 決勝 順位・結果 順位NoドライバーチームGAPINTLAP133マックス・フェルスタッペンレッドブルLAP532216シャルル・ルクレールフェラーリ2.4462.4463363ジョージ・ラッセルメルセデス3.4050.9592455カルロス・サインツフェラーリ5.0611.6562544ルイス・ハミルトンメルセデス5.3800.3191611セルジオ・ペレスレッドブル6.0910.711274ランド・ノリスマクラーレン6.2070.1162840ピエール・ガスリーアルファタウリ6.3960.1891945ニック・デ・フリースウィリアムズ7.1220.72611024周冠宇アルファロメオ7.9100.78811131エステバン・オコンアルピーヌ8.3230.41311247ミック・シューマッハハース8.5490.22611377バルテリ・ボッタスアルファロメオ1L109.43311422角田裕毅アルファタウリ1L0.9431156ニコラス・ラティフィウィリアムズ1L1.43221620ケビン・マグヌッセンハース1L1.8542DNF3ダニエル・リカルドマクラーレン  1DNF18ランス・ストロールアストンマーティン  2DNF3フェルナンド・アロンソアルピーヌ  1DNF5セバスチャン・ベッテルアストンマーティン  0
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