2016年初のF1プレシーズンテストが22日(月)、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで行われた。トップタイムを記録したのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。69周を走行し、1分24秒939を記録。2番手には、0l47秒差でメルセデスのルイス・ハミルトンが続いた。
タイムこそフェラーリに届かなかったメルセデスだが、走行距離は2倍以上となるこの日最多の156周を走行。驚異的な信頼性の高さを見せつけた。3番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)、4番手にはバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)が続いた。5番手タイムは、フォース・インディアの開発ドライバーであるアルフォンソ・セリスが記録。VJM09は昨年マシンの進化版であり、レギュラードライバーが乗ればタイムは伸びるはずだ。マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンが84周を走行して6番手タイムとなる1分26秒735を記録。トップから1.7秒差に食らいつくパフォーマンスを見せるとともに、一先ずはMP4-31とホンダの2016年型パワーユニットの信頼性を示した。7番手は暫定カラーのSTR11を走らせたトロ・ロッソのカルロス・サインツ。8番手には前年マシンであるC34を走らせたザウバーのマーカス・エリクソンが続いた。9番手タイムは、マノーのパスカル・ウェーレインが記録。昨年は最下位が定位置だったマノーだが、新シャシー&メルセデス製パワーユニットの組み合わせでトップから3.3秒差となる1分28秒292を記録した。9番手タイムは、ハースのロマン・グロージャンは記録。午前中にフロントウィングが脱落するトラブルに見舞われたハースだったが、午後にはコースに復帰し、チーム初の公式テストで31周を走り込んだ。11番手タイムはルノーの新人ジョリオン・パーマー。新生ルノーは走行も37周に留まり、トップから4.4秒差と厳しい船出となった。2016年 F1バルセロナテスト1回目 初日順位ドライバーコンストラクターズマシンベストタイム周回1セバスチャン・ベッテルフェラーリSF16-H1分24秒939692ルイス・ハミルトンメルセデスW071分25秒4091563ダニエル・リカルドレッドブルRB121分26秒044874バルテリ・ボッタスウィリアムズFW381分26秒091805アルフォンソ・セリスフォース・インディアVJM091分26秒298586ジェンソン・バトンマクラーレン・ホンダMP4-311分26秒735847カルロス・サインツトロ・ロッソSTR111分27秒180558マーカス・エリクソンザウバーC341分27秒555889パスカル・ウェーレインマノーMRT051分28秒2925410ロマン・グロージャンハースVF-161分28秒3993111ジョリオン・パーマールノーR.S.161分29秒36537
全文を読む