ルノーの社長カルロス・ゴーンは、ルノーF1の不振にも関わらず、長期的にF1に留まることを明言した。カルロス・ゴーンは、「敗者のままで手を引く?決してない。我々は長年、F1に留まるつもりだ」と“Gazzetta dello Sport”に語った。ルノーは、2005年と2006年にチャンピオンとなったが、2007年シーズンは低迷した。
今年は、2度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソの復帰にもかかわらず、獲得ポイントは昨年のこの時点よりも悪い結果となっている。カルロス・ゴーンは、現在の状況に満足していないことを認めたが、チームがシーズン後半に反撃すると確信している。「リカバーするための作業の成果は、シーズン後半に現れるだろう。私が結果に満足していないことは明らかだ」ゴーンはまた、FIAの経費削減を歓迎するが、ルノーがライバルよりも資金が少ないという印象を否定した。「我々はFIAの方針を好ましく思う。しかし、我々が他チームより資金をかけていないというのは真実ではない。そうでなければ、この3年間で2度の世界チャンピオンにはなれなかっただろう。」またカルロス・ゴーンは、フェルナンド・アロンソが今シーズン以降もチームに残留する理由を見つけることに楽観的だが、ルノーがアロンソを引き止めるには競争力のあるマシン与えなければならないことを認識している。「フェルナンドは非常に重要だ。彼はチームにモチーベーションと論法をもたらした。彼はファイターであり、正直な人間だ。彼に良いマシンを与えるかは我々次第だ。私は彼がルノーに留まると確信している」「結果が出ないことでF1での活動を妨げることはない。我々がもっと頑張らなければならないことはチームの誰もがわかっている」
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