ルノーの新チーム代表に就任したエリック・ブーリエは、2010年のロバート・クビサのチームメイトはフランス人ではないだろうと認めている。ルノーは、ジェニイ・キャピタルにチーム株式の大部分を売却。新チーム代表にはジェニイと関連あるフランス人のエリック・ブリーエが就任した。エリック・ブーリエ自身がフランス人であり、ルノーもフランスの自動車会社ではあるが、ブーリエは、フランス人ドライバーは候補リストの上位にはいないと述べた。
そのブーリエの発言により、2009年シーズン途中にルノーからF1デビューを果たしたロマン・グロージャン(スイス生まれのフランス人)の残留の望みは低くなった。ブーリエは、10人いたドライバー候補が現在では、5人にまで絞られたと語る。「いくつかの可能性があり、フランス人もその中のひとうだ。しかし、今のところその可能性は、おそらく最も可能性が低いといえる」エリック・ブーリエは、ホーピン・タンやジェローム・ダンブロシオなど、自身が代表を務める「グラビティのドライバー」がクビサのチームメートになる可能性もあると語っている。「進展はしているが、(ドライバーの)名前を発表できるようになるのはまだ先のことだ」