ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、フェルナンド・アロンソとの契約を責任を果たすためにも、チームは2020年シーズンに抱えている問題を克服しなければならないと語る。ルノーF1とともに2回のF1ワールドチャンピオンを果たしたフェルナンド・アロンソは、2年間F1から離れた後、2021年にアルピーヌにチーム名を変える古巣に復帰する。
今シーズン、ルノーF1は大幅にパフォーマンスを改善させてきたが、シリル・アビテブールは、マシンの空力にはまだ懸念があると語る。「序盤8戦は次のような感じだった。高速コーナーに費やす時間が長ければ長いほど、我々はさらに後退した」とシリル・アビテブールは Auto Motor undSport に語った。「高速コーナーでのダウンフォースが安定していなかった。我々はムジェロで初めてこのルールを破ったし、期待していたよりも良かった」「おそらくマシンにはもっと多くのポテンシャルがある。我々はとにかくそれを取り出さなければらないん。たとえば、我々はバルセロナのどうにもならなかったが、スパでは本当にに競争力があった」「おそらくトラックのタイプによるものではない。我々のマシンは非常に小さなウインドウでポテンシャルを存分に発揮するが、そのウインドウを少しでも離れると、不釣り合いに多くのタイムを失う。ムジェロでさまざまなクルマのセットアップを行ったのはそれが理由であり、そのうちのいくつかは我々の理論を裏付けているように思う」問題の原因が何であれ、シリル・アビテブールは、フェルナンド・アロンソはレースで勝利を収めることができるドライバーであり、近い将来、レースで勝利を収めることができるマシンを期待していることはあかっていると語る。「我々はフェルナンドがミスを犯さないことを知っている」とシリル・アビテブールは語った。「言い訳は通用しない。コース上で改善する必要がある」