ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、トップ3チームのレベルに到達するにはまだ数年かかると主張する。昨年、ニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツとのコンビでハースを倒してベスト・オブ・ザ・レストとなるコンストラクターズ選手権4位を獲得したルノーF1チームは、今季、サインツに代えてダニエル・リカルドを起用し、さらなる飛躍が期待された。
しかし、今季はペースと信頼性不足に苦しみ、ダニエル・リカルドは第3戦中国GPでようやく初ポイントを手にした。その一方でニコ・ヒュルケンベルグはリタイアを喫している。「ニコはMGU-Kのトラブルに見舞われた。我々が信頼性問題から完全に抜け出せていないことを意味しているので厳しい」とシリル・アビテブールは FormulaPassion.it にコメント。「シーズン序盤の欠陥に対応すために行ったあらゆる変更に関連したソフトウエアの問題だった」中国GPの結果に関してシリル・アビテブールは「チームにとっては良いことではあるが、フラストレーションの溜まるレースだった」とコメント。「バーレーンを忘れ、ニコが7位で終えたメルボルンのようにスタートすることは可能にする結果だが、我々はすべての面をもっと良くしなければならない」「我々は望んでいたよりも少し遅いが、文句を言わずに仕事をしなければならない。ギャップを縮める橋渡しをする複数年の仕事だ」
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