ルノーにとって、オーストラリアGP予選は厳しい結果となった。ルノー移籍後初のグランプリとなるフェルナンド・アロンソは、ディファレンシャルに問題を抱え、Q3進出を逃し、12番手で予選を終えた。初グランプリとなるルーキーのネルソン・ピケJr.は、今週末の走行不足がたたってか、Q1で脱落し21番手に終わった。
フェルナンド・アロンソ (12位)「予想通りタイムはかなり接近していた。午前中のマシンのパフォーマンスにはかなり満足していたが、ディファレンシャルが故障してバランスが狂ってしまい、運転するのがかなり難しくなってしまった。レースのはバランスを元に戻せると確信しているし、今夜はその問題を解決するために兼目に作業するつもりだ」ネルソン・ピケJr. (21位)「さまざまな理由で週末を通してあまり多くの走行ができなかった。それは午後の予選で明らかになった。初めてのグランプリに関して、もっとうまくいくことを期待していたので、がっかりしている。しかし、明日は順位をあげるためにベストを尽くし、可能な限りおくを学びたい」パット・シモンズ エグゼクティブ・エンジニアリング・ディレクター「かなりがっかりな一日だった。ネルソンは週末を通して走行距離不足に苦しめられたし、午後には結果となって表れた。フェルナンドに関しては楽にトップ10に入れると考えていたが、ディファレンシャルの問題が発生して、走行を妥協させることになってしまったし、競争力のあるグループのマシンとはかけ離れたものにしてしまった。」デニス・シュヴリエ エンジン・トラック・オペレーションズ責任者「セッションはかなりの激しい競争になったし、残りのシーズンもこうなるだろう。ギャップはとても小さく、すべてのドライバーが懸命にプッシュした。何人かはコースオフし、予選セッションを妨げさえもした。フェルナンドは、予選の終盤にディファレンシャルに問題が抱え、トップ10入れすることができなかった。ネルソンは週末を通してあまり多くの周回を重ねることができず、それは今日を難しくさせた。明日は良いスタートを切れることを期待しているし、可能な限りグリッドポジションをあげたい」