ルノーのアラン・プロストは、F1ベルギーGPでルノーのF1パワーユニットの故障によってリタイアを強いらせたマックス・フェルスタッペンに個人的に謝罪した。マックス・フェルスタッペンは、ポイント圏内を走行していた8周目にルノーのF1パワーユニットのシリンダーのシャットダウンによりリタイアを強いられた。今シーズン、マックス・フェルスタッペンは12戦で6回のリタイアを強いられており、そのうちの4戦はメカニカルトラブルが原因となっている。
マックス・フェルスタッペンは、信頼性に苦しむホンダのエンジンで戦うマクラーレンのフェルナンド・アロンソとリタイア数を争っているようだと呆れている。4度のF1ワーツドチャンピオンであるアラン・プロストは、ルノーが早急に問題を解決する必要があると同意する。「マックスにとって今シーズンの6度のリタイアの全て我々の故障によるものではないが、多くはそうだ。個人的にルノーの名前で彼とチームに謝罪した」とアラン・プロストは Canal+ に語った。「少なくとも我々がパワーユニットを供給しているチームを見たかぎりでは、常に1~2名のドライバーがもう一人のドライバーよりも多くの問題に見舞われている。彼もそうだ」「彼は非常に辛抱く、とても才能があり、トップで戦いたがっている。なので、この状況を管理するのは簡単ではないだろう」「残念なことだし、我々は問題を解決する必要がある。だが、信頼性を犠牲にしてパフォーマンス向上を目指す状況ではないとも思っている」