ルノーは、2014年開幕戦F1オーストラリアGPでセバスチャン・ベッテルを早期リタイアに追い込んだパワーユニットを調査している。チームメイトのダニエル・リカルドが、暫定2位でフィニッシュしたのに対し、セバスチャン・ベッテルは厳しい週末に耐えることになった。セバスチャン・ベッテルは土曜日の最終プラクティスでソフトウェアの問題によるパワー不足に苦しみ、予選ではダニエル・リカルドがフロントローを獲得した一方で、セバスチャン・ベッテルは13番手に沈んだ。
問題はレースでも続き、パフォーマンスに苦しむルノーのパワーユニットによってセバスチャン・ベッテルはわずか3周でリタイアした。ルノーのトラックオペレーション精勤者レミ・タフィンは、開幕戦でのセバスチャン・ベッテルの苦戦の席にはルノーにあると認めた。「基本的に彼の週末全体を見れば、FP1ではバーレーンテストからかなり良いステップを果たしていたし、FP2もOKだった。だが、FP3ではドライバビリティで一歩後退し、予選でも後退した。我々はどんどん状況を悪化させてしまった」「我々は一貫性がないことを認める。だが、我々は再び学んでいる。マッピング、もしくはソフトウェアのそれらの問題を特定するのは難しいときがある」「我々はレースにむけてそこに取り組んだが、セバスチャンはフルスロットルでの最大パワーをロスしていた。現在、我々はそれをトレースしており、次のレースにむけて修正に取り組んでいく」