ルノーは、オルタネーターの信頼性問題に関わらず、供給元のマニエッティ・マレリを変える予定はないと述べた。F1イタリアGPでは、セバスチャン・ベッテルのクルマで2度もオルタネーターが故障。レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、ルノーは現在の供給元であるマニエッティ・マレリを切るべきだと述べていた。
しかし、ルノーのレミ・タフィンは、マニエッティ・マレリとの仕事に満足しており、問題を解決するために一緒に取り組んでいくことが最善の方法だと述べた。「まず最初に、私はディートリッヒから変更を要求されてはない」とレミ・タフィンは説明。「彼がそう言ったのであれば、それは彼次第だ。それを議論するのがフェアだと思う」「だが、今現在、我々はマニエッティをやめることは検討していない。実際にはその逆だ。我々は可能なオプションを全て調べている。そのひとつが、モンツァでしたように現在のサプライヤーと問題を解決し、新しいパーツを試すために働くことだ」「彼ら(マニエッティ・マレリ)は、我々と非常に素晴らしい仕事をしている。モンツァ以降、彼らはヴィリ(ルノーの拠点)で働いている。彼らはそこで我々と一緒にオルタネーターの製造に取り組んでいる」「カスタマーやサプライヤーと作業を続けることが短期間で解決する唯一の方法だ。どのように一緒に働くかをわかっているし、それをどのようにまとめるかもわかっている」マニエッティ・マレリのモータースポーツ・ディレクターを務めるロベルト・ダッラは、ルノーは供給元を変えるべきだというディートリッヒ・マテシッツの要求に驚いていると Gazzetta dello Sport に述べた。「あの引用は我々を驚かせたが、それを理解していないので、それについてコメントしたくはない」とロベルト・ダッラはコメント。「我々に言えるのは、おそらく特別な機械のストレスによって壊れたということだけだ」関連:レッドブル、ルノーにオルタネーター供給元の変更を求める