ロータス・ルノーGPは、トタルとのスポンサー契約を延長したことを発表した。ロータス・ルノーGPは9日(金)、2012年のキミ・ライコネンのチームメイトとしてフランス人ドライバーのロマン・グロージャンとの契約を発表。同じリリースのなかでフランスの石油会社トタル(Total)とのスポンサー契約を延長したことを発表した。
この同時発表は、ロマン・グロージャンの起用にトタルの意向が反映されたこと示している。トタルの副社長広報ジャック・エマニエル・ソルニエは「トタルは、若くて優秀なフランス人ドライバーであるロマン・グロージャンにロータス・ルノーGPでF1ドライバーになるという彼の夢を実現するチャンスを与えられたことを嬉しく思う」とコメント。「我々の企業の全体的なミッションは、才能のある若者をサポートし、優秀さとパフォーマンスを方針に沿って奨励することだ。6年以上にわたって信頼に基づいた関係を築いてきたロマン・グロージャンとともに、モータースポーツで最も高いカテゴリーへの我々のグループが関与は、純粋なコミニュケーションをはるかに越えたものだ」「クライアントが消費を削減し、改善することに役立つために最適なエネルギー効率を達成するという目的のもと、我々の燃料と潤滑油のパフォーマンスを高めるという決意を示している。F1はクリーンテクノロジーと永続的な進化の展望を包括し、今一度、革新のための研究所になるというルーツに戻らなければならない」ロータス・ルノーGPは、ヴィタリー・ペトロフと2012年の契約を結んでいたが、契約は無効化され、ペトロフはレースシートを失うことになった。ヴィタリー・ペトロフは2012年にすでにドライバーラインナップを発表しているマルシャへの移籍が噂されており、今後の展開に注目が集まる。関連:ロータス・ルノーGP、2012年のロマン・グロージャンの起用を正式発表