ルノーは、来シーズンからF1チームの名称をロータスに変更するというプランをフルサポートする考えであることを明らかにした。今シーズン上旬にジェニイ・キャピタルが株主の大多数を買収し、ロータス・カーズが25%の株式を取得したあと、ルノーF1チームはロータス・ルノーGPへと改名された。
ルノーはもはやチーム所有者ではなく、チームは2012年シーズンからロータスへの名称変更を推し進めている。だが、ケータハムへ名称変更を希望しているチーム・ロータスとともに、変更にはF1委員会の承認を待たなければならない。ルノー・スポールのマネージングディレクターを務めるジャン・フランソワ・コーベは、チームがまだルノーと呼ばれていることを若干「きまりが悪い」と感じてることを認めた。「我々は2年前にチームを売却した。大手自動車メーカーである場合、そのように止めることはできないので、チームとの全体的な関係は切らないという戦略だった」「段階的に退いていき、技術的な関係を推し進めていくというのが戦略決定だった。「チームの運営はジェニイによって行われていたし、メインスポンサーはロータスだったが、シャシー名により若干きまりが悪かった。イギリスのプレスにとって、それはルノー・チームだからね!」「我々はそれほど変更をプッシュしなかったが、彼らの手助けができるかどうかバーニー(エクレストン)に尋ねた。ロータスは良いソリューションだ」ルノーはもはやチームを所有していないが、ジャン・フランソワ・コーベは同社とF1チームの関係は密接なままだと主張する。「我々はエンジンを供給していくし、プッシュし続けていく。我々にはレッドブルをプッシュできる2つ目の強いチームが必要だ。レッドブルをこのままにしておきたくはないし、2つの良いチームがあれば、常に比較することができる」「内部競争は非常に重要だ。関係は異なり、それがカスタマーであったとしても、我々にとっては非常に重要なカスタマーのままだ」